プリキュア・イターナルサンライズ!

プリキュアは2023年に車椅子の巨乳科学者・虹ヶ丘ひろみ/キュアヘリオと三体合体巨大ロボ「イターナルV」が登場し、2024年は火星が舞台のロボット刑事ものになるのです。

「けものフレンズ2」 サンドスターのひみつ

整理する。

  • フレンズ
    動物の遺物にサンドスターが作用することで生まれる。セルリアンに食べられるとサンドスターと動物に分離する。ヒトに設計された存在らしい。セルリアンと戦い、倒す。
  • セルリアン
    ヒトの思い入れのあるものにセルリウムが作用することで生まれる。フレンズに倒されるとサンドスターになる。ヒトを攻撃する。ヒトに設計されたのではなく、事故的に生まれたようだ。フレンズと戦い、食べる。
  • サンドスター
    動物の遺物に作用したり、フレンズやセルリアンを倒した時などにあらわれる。ヒトや動物のエッセンスが実体化したものらしい。火山口から湧いてくる。
  • セルリウム
    ヒトの思い入れのあるものに作用してセルリアンを生み出す。ヒトの思い入れが強いほど強敵になる。火山口から湧いてくる。

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キュルルの蘇生装置のサンドスター

1話のキュルルが目覚める場面では、色とりどりなサンドスターが映される。とくに色のかたよりがあるわけではない。どうもこの装置は耳がついているし、動物の遺物からフレンズを作り出すのが本来の用途で、そこに一か八かでヒト(キュルル)の死体を放り込んだ模様。

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かばんの研究室のサンドスターとセルリウム

6話のかばんの研究室のサンドスターは青色にかたよっている。セルリウムは黒い砂のような感じだ。

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青いサンドスターの涙を流すイエイヌ

9話では、イエイヌが「あの日」の記憶を失くしていることから、青いサンドスターは「ヒトにかんする記憶」が実体化したもので、その涙を流すことによりフレンズはヒトとすごした日々の記憶を失うこと、そういう設計になっていることが推察される。

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フレンズがセルリアンを倒すとサンドスターになって飛び散る

1話でキュルルとカラカルを襲ったセルリアンをサーバルが倒すと、セルリアンはサンドスターになって飛び散るが、青いサンドスターは少なく、紫のものが多く、赤、緑、黄など青を含まないものもある。研究室のサンドスターが青にかたよっているのは、「それしか採取できなかったから」と考えるのが自然で、青以外の赤と緑のサンドスターは動物に属するもの、あるいは中立なもので、吸収されたりしてすぐ消えてしまうのだろう。びんに入ったサンドスターは一部が紫になっているので、これは青+緑のシアンではなく純粋な青。シアンと白のサンドスターがないところをみると、赤は生命、緑は野生のようだ。

「あの日」のことからすると、セルリアンはヒトを選択的に襲う。フレンズを襲うのは、フレンズにヒトっぽいところがあるからだろう。セルリアンがヒトを襲うのを「ヒトの思い入れのあるものに触れた」ことに求めると、セルリウムの働きは、作用を逆転するところにあるようだ。フレンズをサンドスターと動物に分解できるのもそのため。ヒトにとって思い入れが強いほど、作用が逆転してより強くヒトを攻撃する。ヒトを絶滅させたのは、ヒトの想いが逆転した、自業自得なものだった。セルリウムがサンドスターと違って黒一色しかないことも納得できる。